5月18日（金）、長崎市と県は、長崎～上海航路の利用促進と中国人観光客の誘客を図るため、上海市内の繁華街にある百貨店前で観光プロモーションイベントを開催した。2000万人以上の上海市民に長崎を知ってもらうため直接働きかけるのが狙いで、田上富久長崎市長、中村照夫議長をはじめとする市議会議員団、坂越健一長崎県文化観光物産局長も自ら法被を着て、道行く市民にパンフレットを手渡した。
イベントステージでは、西方小太鼓による和太鼓演奏、藤間流藤栄会による日本舞踊などが披露されたほか、かわち家のちんどん屋も登場。多くの観衆の目を引き、大いに盛り上がった。また、今回のイベントには長崎市浜町商店街も参加し、中国人観光客向けの買物優待券付きのパンフレットを配った。
長崎市長をはじめとするプロモーション関係者一行は、翌19日（土）にオーシャンローズ号に乗船し、長崎への帰途についた。
このようなイベントをきっかけとして、長崎の知名度が向上するとともに、長崎～上海航路の利用者が増えることを期待したい。