(上海新国際医学中心との意見交換会の様子)
2月21日(木)、上海市外事弁公室主催の「日本友好都市閔行区視察会」に参加した。参加したのは上海と姉妹都市および友好交流都市関係を締結している長崎県、大阪府、大阪市、横浜市の4都市の上海事務所。
視察会では上海市閔行区で開発が進んでいる「上海新国際医学中心」幹部による同センターの紹介と、閔行区招商中心による閔行区への投資説明などが行われた。
「上海新国際医学中心」は閔行区に現在建設中の大規模な医療センターで、2015年からの運営スタートを予定している。同センターの計画面積は約100?で、そのうち1期の建設面積は42?、医療技術センターと2カ所の国際総合病院、4カ所の国際特色専門科センターを含め、ハイエンドの医療サービスと観光医療サービスを発展させ、腫瘍科、産婦人科、小児科、美容整形をカバーする。そのうち観光医療は主に海外の観光客を狙うという。世界的なハイエンド医療産業の発展に伴い、中国の富裕層や国内外の外国人には質の高い医療サービスへのニーズが一層高まっていることから、その要求に応えるのも設立の目的となっている。
同センターでは、こういった富裕層や外国人の滞在型医療に応えることができるサービス系企業の誘致を奨励したいとしている。 同センターの付帯施設には飲食店やショッピングモールも計画されており、閔行区は大村市と友好交流関係を樹立していることからも、興味がある県内企業におかれては、弊所にお気軽にお尋ねいただきたい。