4月19日(土)、上海市の上海世貿商城(上海マート)において、長崎鮮魚の輸入販売を手掛ける「浙江大菱海洋食品有限公司」の子会社である「上海大菱食品有限公司」(代表:曽波総経理)の開業披露式が開催された。
本県からは長崎魚市(株)〔長崎市〕の川元克明常務取締役や呉永平総合企画部長のほか、企業では長崎魚類仲卸協同組合の山内一弘代表理事、長崎蒲鉾(有)の高崎一正代表取締役社長、チョーコー醤油(株)〔以上長崎市〕などが出席。行政では、県の下山満寛水産部長、松川久和文化観光物産局長、牧野充浩企画振興部次長、本田和人物産ブランド推進課長、長崎市の高山雄彦水産振興課長などが出席した。
新会社関係では、浙江大洋世家股份有限公司や三菱商事(株)、浙江大菱海洋食品有限公司の代表者などが出席。また、来賓として在上海日本国総領事館の丸山浩一首席領事やジェトロ上海事務所の斉藤浩史副所長、上海レストラン協会日本料理専業委員会の松岡満会長など総勢600名を超える大規模なセレモニーとなった。
会場では本県産マグロ(110㎏級)の解体ショーが行われるとともに、本県産の鮮魚や蒲鉾、調味料など、新会社が取り扱う水産品などの展示試食コーナーが設置された。また、本県産清酒の展示や長崎観光ポスターの掲示も併せて行うなど、長崎ブランドのPRの場となっていた。
当日司会進行を務めた曽波総経理は「中国での実績が豊富な長崎鮮魚など、今後も安全、安心、新鮮で高品質な水産食材を展開していきたい」としており、弊所としても各関係者と連携しながら長崎鮮魚等の更なる市場浸透を図りたい。