?? 8月20日(水)、貴州省貴陽市において自治体国際化協会(CLAIR)が主催する「第13回日中地域間交流推進セミナー」が開催された。
?? このセミナーは、地方政府間の対話をより強化し、地方が抱える日中の共通課題や解決のノウハウを共有できるような地域間交流の推進を目的として、開催したものである。
?? 今年は日本側からは、政府機関や全国市長会、地方自治体、在中国自治体事務所等49名、中国側からは、中国外交部、貴陽市人民政府、各地方政府の外事弁公室など合わせて61名、総勢110名が出席した。
?? 今回のテーマは「イノベーションの活用と環境都市の創造」。日中の自治体代表者による基調講演や、自治体や企業関係者等による参加型パネルディスカッションにより日中地域間における意見交換が行われた。
?? 現在、PM2.5などの環境問題が深刻化している中国においては、過去に環境問題を克服した日本の環境技術が大いに注目されており、問題を早期に解決するために多方面で活用できるものと考えられている。
?? 日中が連携し、中国の環境問題を解決していく過程で、冷え込んでいる日中関係も改善される方向に向かうことを期待したい。