? ? 10月9日(木)、上海市大劇院で開催された「国際芸術フェスティバル2014」に長崎大学吹奏楽部を中心とした長崎県代表団が出演し、日中韓の若手演奏者による国際交流を行った。
? ? この演奏会は、2013年に長崎市で開催された日中韓の若手奏者によるユースオーケストラ「イーストアジア?ミュージック?フェスティバル」の成功を受け、上海師範大学創立60周年記念事業に併せて会場を上海に移し、韓国の大学とともに長崎大学からも参加して開催されたものである。
? ? 本県からの参加メンバーは、団長でピアノのソリスト(独奏者)でもある長崎大学堀内伊吹副学長をはじめ、長崎大学吹奏楽部、OMURA室内合奏団など計32名。また、ホルンのソリストである日高剛氏は、長崎大学卒業後に東京芸術大学へ進み、NHK交響楽団等を経て東京芸術大学の准教授を務める本格的な指導者でもある。
? ? 今回のように、長崎大学では近年、日中韓の学生を主体とした音楽交流に積極的に取り組んでいる。国の事情により国家間はスムーズにいかない場合もあるが、若い世代による国際交流を継続していくことで、近い将来には互いの理解と発展に向けた希望の光が見えてくると確信している。