3月27日(金)から30日(月)まで、日本舞踊の花柳寿々初師範をはじめとする長崎日中文化交流会訪問団の一行18名が上海を訪問した。
長崎日中文化交流会は1997年に設立された民間団体であり、一年おきに上海師範大学などと相互訪問し交流を継続している。訪問先では、日本の茶道や中国の民族舞踊などの文化交流を積極的に行っており、今年で18回目の訪問交流となった。
28日(土)に上海師範大学の交流会場において開催された今回の交流会は、上海師範大学婦女委員会、上海市欧米同学会、上海市留学人員連合会なども参加し、長崎日中文化交流会のメンバーに加えて、同校の日本語専攻の学生など、合わせて100名ほどが会場に集まった。
交流会では、まず上海師範大学婦女委員会の李鳳主任の代表挨拶を行い、続いて弊所スタッフの任俊が来賓挨拶を行った。その後、長崎日中文化交流会の山川剛講師が「希望の平和学」と題する講演を行い、最後に上海師範大学女性教職員合唱団の合唱と花柳師範の舞踊により交流会は盛況裡に終わった。
日中間の民間交流の促進は本県としても重視しているものであり、当事務所としても、このような草の根の交流を通じて両国の交流が更に推進されるよう、積極的に対応したい。