5月9日(土)、10日(日)、九州料理フェア「九州美食節」が開催されている上海市内の高級和食店「SUN with AQUA」(サントリー)において、九州観光のPRイベント(くまモン登場)が行われ、多くのお客さんで賑わった。
「九州美食節」は、当事務所を含む九州自治体の上海事務所等(チーム九州)の全面協力により、3月20日から6月27日までの日程で開催されている。期間中は、店内で九州料理を織り交ぜた特別メニューの販売と、九州観光PR、九州旅行商品の紹介等が行われ、抽選による九州特産品や九州旅行クーポンのプレゼントなども実施されている。店内に入ると、九州各県の観光ポスターやDVD映像、長崎県産本マグロの魚拓などが目に入るなど、九州一色の雰囲気である。
上海有数の観光地である外灘に位置する同店は、日頃から本県から輸入されたマグロなど、長崎鮮魚がふんだんに取り扱われている人気店。今回のフェアの実施により、本県の観光PRに加えて、長崎鮮魚のブランド向上と販売促進も期待される。九州出身である同店の本多淳一総料理長は「注文に料理が追い付かない時もあるほど大盛況。今回のフェアはお客さんに大変喜ばれている。引き続き九州の魅力を上海のお客さんに知ってほしい」と述べるなど、好評を博している。
近年中国では、和食は健康で安全?安心というイメージが次第に広がっており、長崎鮮魚の中国での販売量も年々伸びている。今後も九州各県等とも連携しながら、本県の魅力を中国の多くの方々へ積極的にPRしていきたい。