5月22日(金)、九州運輸局や九州経済連合会、JATA(日本旅行業協会)九州支部、九州各県の副知事や観光担当部長等をメンバーとする訪中団(団長:石原進九州観光推進機構会長)41名が上海を訪問した。
この交流団は、日中の政府関係機関等が開催する日中観光交流の夕べ(23日、北京)へ参加する3000人訪中団の一団として、九州観光推進機構が九州観光関係者の団を組織して派遣したものである。
本県からは、長崎県文化観光国際部の松川久和部長、浦真樹観光振興課長、長崎県観光連盟の武田隆光常勤参与が参加した。
同日上海市内で行われた「MOU締結旅行社との意見交換会」には、九州観光推進機構とMOUを締結している上海の旅行社等16社が参加。在上海日本国総領事館やJNTO上海事務所等と一体となり、九州への観光客送客に向けての観光素材の説明や情報交換などを活発に行った。
在上海日本国総領事館によると、今年に入ってからの同館の訪日ビザ発給件数は、過去最高を記録した昨年の2倍を超えるペースで増えているそうである。今後も、九州の官民が一体となって、上海をはじめとする観光交流や経済交流に取り組むことで、本県と中国の交流がさらに促進されるよう積極的に対応したい。