5月18日(月)~20日(水)、湖北省武漢市において第9回中国中部投資貿易博覧会(以下、中部博)が開催され、長崎県から西日本陶器(株)〔波佐見町〕と当事務所が出展した。
西日本陶器(株)は陶磁器の販売及び中国中部地区における陶磁器の需要調査を行うため、当事務所は本県観光PRのため、共同で出展したものである。
長崎県ブースは、ジェトロ武漢事務所が取りまとめたJAPANブース内に設置。武漢周辺の日系企業及び日本の一般企業28社に加え、本県を含めた在中国の10自治体事務所等が出展した。
中部博は中国政府が推進する中部地域振興政策を推進するための総合見本市であり、2006年から毎年、湖南省、河南省、湖北省、安徽省、江西省、山西省の順に毎年開催され、今後は2年に1回のペースで開催される方針だという。
西日本陶器㈱はブース一面に波佐見焼陶磁器等を並べた装飾を行い、来場者の目を引いた。現地の日系大手スーパーとの商談も行われるなど、今後の事業展開の参考になったものと思われる。観光PRにおいては、観光パンフレットを配布したり、イベントステージにおいて、長崎県に関するクイズを出し正解者には観光粗品をプレゼントするなど、会場を盛り上げた。また、「孫文と梅屋庄吉」のパンフレットを配布したところ、辛亥革命発祥の地であるためか、多くの方々が興味を示していた。
今後もこのような博覧会に積極的に出展し、本県観光のPR、県内企業の活動支援等を積極的に推進していきたい。