6月8日(月)、福岡アジアビジネスセンターにおいて、秋に予定されている上海アピタ九州沖縄フェアの開催に向けたバイヤー招聘商談会が開催され、九州特産品の商談が行われた。
この商談会は、上海市の虹橋地区にある上海アピタ(*1)の開業1周年記念に合わせて実施予定の「九州沖縄フェア(仮称)」への出展商品を発掘するため、九州沖縄各県が連携して上海からバイヤー3名を招聘し、福岡と鹿児島の2会場で商談会を行ったものである。
上海アピタでの九州沖縄フェアは、9月末から10月初旬にかけて実施予定であるが、今回は、中国にまだ流通していない食料品?飲料を中心とした商品構成を予定している。
商談会には、九州内のメーカー24社が参加。本県からは、長崎カステラ、手延そうめん、うどん、ラムネなどを扱う4社が参加した。
日本から中国への食品関係の輸出については、特に厳しい制限がある。参加企業は実際に中国人バイヤーと商談することにより、自社製品に含まれている原材料が輸出可能なのか、中国で好まれる内容量やパッケージ等の販売形態など、輸出に関するアドバイスも受けており、各メーカーともに有意義な商談になったと思われる。
当事務所としては、引き続き九州沖縄フェアの開催に向けて積極的に準備、対応するとともに、今回のような商談会等を通じて、より多くの本県産品が中国で流通できるように取り組んでいきたい。
*1 日本で「サークルKサンクス」などを運営するユニーグループの中国1号店