9月21日(月)~25日(金)の5日間、長崎県立大学〔佐世保校、シーボルト校〕の中国上海ゼミが上海で実施され、23日に上海市内のレストランで行われた懇談会に弊所から宮崎所長が出席した。
このゼミは、2013年に学長プロジェクトの一環として初めて実施されて以来、今回で3年目の開催となる。今回は3年生の学生と教職員合わせて46名が上海を訪問し、学生の国際的視野と見識の習得を図ることを目的として、友好交流協定締結校の上海外国語大学での学生交流や、上海進出日系企業等の実地視察などを行った。
懇談会では、宮崎所長が上海の概況や事務所の取組等について講演を行い、「現地を見たうえでの情報分析が大事」「景気減速しても依然として高まる中国の存在感」「将来、皆さんが外国で働いたり、外国人が同僚になる可能性は高い」「語学習得など、グローバル社会における事前準備の意義」等を訴えかけた。
今回のゼミ参加者は、中国をはじめとする海外に強い関心を持つ学生が多く、弊所としても、グローバル人材育成の一助になるよう積極的に支援するとともに、将来彼等が日中間の懸け橋になることを期待したい。