1月11日(月)~14日(木)、長崎県教育庁の池田浩教育次長と高校教育課の竹嶋潤一課長補佐が福建省厦門市の厦門大学を訪問し、弊所からスタッフの任俊が同行した。
厦門大学は県の日本語教師中国派遣事業の受入大学のひとつである。今回の大学訪問は、日本語教師派遣事業に係る協議や、同大学の朱崇実学長が昨年10月に長崎県を訪問し、池松誠二教育長と面会したことの答礼を目的としている。
13日(水)には、池田教育次長は大学キャンパスなどを視察後、同大学外文学院の張龍海院長など学校関係者との座談会に参加。この座談会には、昨年の4月から厦門大学に派遣されている大村高校の一瀬義弘教諭も同席。厦門での生活や日本語講義の状況説明などで話が弾んだ。
翌日14日(木)には同大学の鄥大光副学長との面談が行われた。池田教育次長は、本県と厦門大学との間で、今後のさらなる交流促進に期待する旨を述べた。
日本語教師派遣事業は1981年にスタートし、今年で35年目を迎える。本県からは、厦門大学をはじめとする中国各地の大学に、これまで延べ85名の講師を派遣している。このような事業を通じて日中の教育交流や青少年交流が一層推進されることを期待したい。