2月21日(日)~24日(水)、佐世保市の朝長則男市長を団長とする訪中団6名に、同行の長崎県観光振興課の井川博行企画監、弊所スタッフの任俊を加えた一行が、クルーズセールスを行った。
近年の中国発着の「カジュアルクルーズ」の人気拡大や、昨年からの佐世保港国際ターミナルの営業開始などに伴い、昨年佐世保港に寄港した中国発着のクルーズ客船数は延べ31隻を数えた。中国以外も含めた寄港全体でも36隻となり、同港における過去最多の実績となるとともに、日本全体でも8位の規模まで成長している。
一行は22日(月)から24日(水)にかけて、山東省煙台市や上海市内のクルーズ社を訪問。観光資源のPRやインセンティブの説明などを行い、クルーズ客船の寄港拡大を呼びかけた。
現在、佐世保港においては、今後のクルーズ客船の大型化に対応すべく岸壁の延伸工事が計画されており、3年後の2019年には、15万トン級のクルーズ客船が寄港できるようになる見込みである。
当事務所としても、中国でのクルーズ需要や顧客動向などを見据えながら、佐世保港を含めた本県へのクルーズ誘致が円滑に行われるよう、引き続き関係者と連携して対応していきたい。