4月10 日(日)、上海日本人留学生と中国人大学生らが交流を通じて友好を深めようと企画した「日中友好成人式」が上海市のルネッサンスホテルで開かれ、当事務所から久保副所長が来賓として出席した。中国は18 歳で成人を迎えるが、日中友好成人式では日本式を採用し、中国側も18~20 歳の若者が参加した。
日中の学生でつくる実行委員会主催の成人式は今年で5回目。華やかな振り袖や浴衣を着た学生ら160 人以上が参加した。今年は中国系企業も初めてスポンサーとして協力した。
成人式では、日本側を代表し実行委員長である梶原華枝さん(20)が「日中友好と自分たちのよき将来のため、互いのよいところを学び合い成長していきたい」と誓いのことばを述べた。また、中国側の新成人を代表して宣誓した復旦大1年生の許牧風さん(18)は「中日両国青年の友好は、未来の中日間の友好をはっきりと示している。中日の友好が長く変わらないことを祈る」と述べた。
成人式では、和太鼓の演奏や中国の女性アイドルグループのパフォーマンスが披露された。また、成人式に協力した群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」も登場して会場を沸かせた。
当事務所からも観光パンフレットや微博?微信のQRコード、観光映像?画像の提供により、成人式を支援するとともに、本県をPRした。
当事務所としては、日中友好交流や青少年交流の支援にも力をそそぎ、日中友好の懸け橋となるよう引き続き取り組んでいきたい。