3月31日(木)~4月10日(日)、上海アピタにおいて、昨年10月国慶節期間中の開催に続いて第2回となる九州フェアが開催された。九州各県の食料品等に加え、長崎県からは波佐見焼が出展された。また、フェア期間中のイベントとして、上海アピタに隣接するフードコート内に店舗を構える合点食堂が、4月3日(日)と9日(土)に長崎県五島産マグロの解体ショーを行った。
本フェアは当事務所が取り纏め役を担い、チーム九州(在上海九州自治体事務所等)が参加。各自治体が店頭に立ち、九州商品をPRした。事務所からも宮崎所長、久保副所長、任俊、張例に加え、現在上海外国語大学へ語学派遣中の県庁国際課大串主事も店頭に立ち、九州商品及び長崎県波佐見焼のPRを実施。期間中の週末には熊本県のゆるキャラ「くまモン」や北九州市のゆるキャラ「ていたん」も駆け付け、会場を盛り上げた。
フェア期間中、波佐見焼の売れ行きは上々で、5999元(約11万円)の高級皿が早々に売れるなど一定の成果があった。また、多くの人で賑わったマグロの解体ショーでは、卸したての中トロの握り寿司が特別価格10元(通常1貫25元)で提供され、一人で20貫~30貫以上も購入する人もおり、即完売となった。
食品輸入規制が厳しいといわれる中国ではあるが、流通している県産品のPRや販路拡大に引続き力を入れていきたい。