(厦門航空洪董事長と中村知事)
| ??平成22年11月15日からの訪中において、長崎県訪問団は長崎空港へのチャーター便支援制度プロモーションを行った。 | |
| ??11月16日には福建省福州市、17日には福建省厦門市において、福建省、福州市、廈門市、省内友好都市の行政関係者、並びに福建省内各旅行社に対して「チャーター便支援制度」の紹介を行うと共に、長崎県観光や「孫文と梅屋庄吉」のDVDを放映し、国際チャーター便を利用した長崎県訪問を呼びかけた。 | |
| ??また17日には廈門航空を訪問して、中村知事から同支援制度を説明し、廈門航空によるチャーター便運航を依頼した。これに対し、厦門航空の洪董事長は、「福建省唯一の航空会社として、福建省と長崎県の友好の架け橋になりたい、２機４便のチャーター便を運航したいので協力をお願いしたい」と述べ、長崎空港へのチャーター便の運航が決定するに至った。 | |
| ??19日には、香港のファーストイースタン投資グループとの懇談会が開催され、中村知事は、「全日本空輸（ANA）と同投資グループで設立するLCC（ローコストキャリア：格安航空会社）の長崎空港乗り入れをお願いしたい。また、『孫文?梅屋庄吉と長崎』の情報発信を通して、さらなる交流拡大を図りたい」と述べた。これに対し、同投資グループのチム董事は、「来年11月には新会社（LCC）により日本の国内線を運航する予定で、その後、日本からの国際線を運航する予定である」ことなどを述べ、また同投資グループのホー常務董事は、「旧香港啓徳（カイタック）国際空港跡地に大型客船ターミナルが整備中だが、これが完成すれば大型クルーズ船が２隻入港できる。長崎県はクルーズ船寄航で有名なので、クルーズについても協力できる」などと述べた。 | |
| ??同じく19日に、香港において長崎県観光連盟と長崎県の共同で開いた観光セミナーの中でも「国際チャーター便支援制度」の説明を行った。この後、北京の旅行会社から香港の系列旅行社を通して、北京～長崎間７往復14便のチャーター運航表明がなされた。 | |
| ??今回のプロモーションにおいては、長崎空港へのチャーター便運航表明など、多くの実りがあるものとなった。今後の更なる長崎県の交通政策に期待したい。 |
