2016年6月24日(金)に、ロイヤル?カリビアン?インターナショナル(RCI)は、中国?天津で新造船「オベーション?オブ?ザ?シーズ」(16万8367トン)の披露セレモニーを行い、政府関係者や旅行会社代表などが乗船した。
日本から参加した自治体は長崎県のみで、県観光振興課の江口係長、クルーズながさき事務局土屋、佐世保市の川田副市長、佐世保市港湾部の井上氏、当事務所の宮崎所長、久保副所長、スタッフの任俊が参加した。また、県内の和太鼓団体「西方小天鼓」が太鼓の演奏を披露した。
船内で行われた命名式で、ロイヤル?カリビアン?クルーズ?リミテッド(RCCL)のリチャード?フェイン会長兼CEOは、「中国は『ワンダフル?マーケット』だ。この国のゲストに満足していただけるよう、スタッフのトレーニングを重ねてきた。船内には多くの芸術作品を配置し、来年1月には故宮博物館と合作契約して同館の作品も船上でご覧いただける。豊かな芸術を楽しんでほしい」などと述べた。
オベーションは中国人を主な顧客として今春から天津を母港に就航する。初就航は6月28日の天津出発で、釜山港と長崎港(7月1日)に寄港。セレモニーに引き続いて6月24日から26日まで行われた記念航行には、和太鼓団体「西方小天鼓」が乗船し、船内の大劇場で迫力の演奏を披露した。
オベーションの就航により、中国発着のクルーズ船は更に大型化、高級化し、クルーズ市場も拡大していく。当事務所としても、本県へのクルーズ船誘致が一層促進されるよう、引き続き関係者と連携して対応したい。