2016年5月28日(土)、上海の虹橋駅と虹橋空港の連絡通路内にある展示場:当代科技創新成果展で長崎展の開幕式が行われ、関係者やメディアなど日中両国から50名以上が参加した。今年は長崎県と上海市の友好交流締結20周年の節目の年でもあり、本展示会は20周年の記念事業にもなっている。
本展示場は世界の最先端技術などを中国国内へ広くPRする場であり、その記念すべき第一回として長崎県が選ばれた。長崎展の準備は昨年10月頃から開始し、長崎産業労働部商務金融課及び当事務所が中心となり進めてきたものである。
展示スペースは総面積約500㎡。その中で、長崎県内を代表する企業の技術紹介や長崎県と中国の友好交流の歴史、長崎県の観光情報などを展示している。また、ハウステンボスの“変なホテル”で受付をしている恐竜ロボットも実物が実際展示されており、恐竜ロボットが中国語で「ようこそ、当代科技創新成果展へ。現在は長崎展となっています。」と案内してくれるなど、見どころ満載の展示場となっている。
今後もこのような機会を通じ、長崎県内企業の支援はもちろんのこと、長崎県のPR、友好交流都市との交流促進に積極的に関わっていきたいと考える。
開幕式の主な参加者は以下の通り。
中国側
国家創新と発展戦略研究会(主催者) 呂本富副理事長
当代科技創新成果展組織委員会(主催者) 李文亮主任、朱相彬副主任、葉孝慎副主任
上海市外事弁公室 アジア処 葉靚処長、計暁芳、ビザ処 孫倹清調研員
中国人民政治協商会議上海市委員会外事処 王軍瑋処長 など
日本側
在上海日本総領事館 片山総領事、井上副領事
(長崎県)
産業労働部 古川部長、商務金融課荒田課長、観光振興課浦課長、上海事務所宮崎所長
(長崎県企業)
三菱長崎機工(株)〔長崎市〕梅川取締役執行役員、三菱長崎機工(上海)菊地総経理、イサハヤ電子(株)〔諫早市〕(深圳)松尾部門長、協和機電工業(株)〔長崎市〕(蘇州)曽子峰、(株)グローバルハンズ〔佐世保市〕日高顧問、サイエンスリサーチ(株)〔長崎市〕李傑部長