2016年5月19日(木)から22日(日)にかけ、「第13回上海世界旅游資源博覧会(WTF2016)」が上海展覧中心にて開催され、本県と佐賀県が共同出展した。
このWTFは、上海市旅游局等が主催し、毎年中国長江デルタに住む市民、旅行社や企業バイヤー等に世界各地にある豊富な観光資源を展示している。今年は50余りの国と地域から約700団体が出展。開催期間中は42000人が来場した。
今回は、上海中国青年旅行社の大型ブースにおいて、長崎県観光連盟が初めて佐賀県観光連盟と共同で出展。会場では、来場者に両県の観光パンフを配布したほか、長崎と佐賀を組み入れた観光商品の現場販売に併せて、観光パンフとチラシの配布や大型スクリーンで観光資源の説明、さらに質疑応答と抽選会などを実施して、会場は大いに盛り上がった。
2014年以来、中国と日本を結ぶ航空便の新規就航や増便、大型クルーズ客船の日本寄港数の増加などで、中国人観光客の旅行プランはますます多様化している。今回のイベントをきっかけとして、日本へのさらなる誘客、そして長崎県への観光客誘客を目指していきたい。