9月19日(月)~23日(金)の5日間、長崎県立大学〔佐世保市、長与町〕の中国上海ゼミが上海で実施され、21日に上海市内のレストランにおいて弊所の宮崎所長が講演を行った。
このゼミは、2013年に同大の学長プロジェクトの一環として初めて実施されて以来、今回で4年連続4回目の開催となるもので、学生の国際的視野と見識の習得、コミュニケーション能力の向上を目的として、友好交流協定締結校の上海外国語大学での学生交流や、上海進出日系企業等の実地視察などを行っている。今回は経済学部?国際情報学部の学生24名と教職員7名の計31名が上海を訪問した。
講演会では、宮崎所長が上海の概況や事務所の取組等について説明を行い、「現地を見たうえでの情報判断、分析が大事」「景気減速と言われても中国の存在感は増し、日中関係は切っても切れない」「将来、皆さんが外国で働いたりする可能性が高い」「グローバル社会においては語学習得などの備えが重要」等を訴えかけた。
今回のゼミ参加者は、中国をはじめとする海外に強い関心を持つ国際人材である。弊所としても、本県の若者の人材育成の一助になるよう積極的に対応するとともに、将来彼等が日中間の架け橋になることを期待したい。