11月15日(火)、長崎県?上海市友好交流関係樹立20周年を記念し、錦江飯店小礼堂にて、「長崎と上海の集い」が開催された。
このイベントは、長崎県と上海市の共催により、長崎と上海の未来を考えるフォーラム、文化交流プログラムの2本立てで行われ、両県市の政府機関関係者や青少年など約150名が参加した。
最初に「新しい20周年に向けて」と題して中国政治協商会議上海市委員会の周漢民副主席が講演。次に「友好交流関係樹立後の長崎と上海、未来へ」と題して長崎県の中村法道知事から、「長崎と上海の交流の歴史」と題して上海東華大学の陳祖恩教授から講演が行われた。
続いて、長崎と上海のこれからの交流についての青年の発表が行われ、長崎と上海の二十歳の大学生4名が、自身が選ぶ漢字一文字に沿った内容でスピーチを行った。本県からは、上海外国語大学在学中の松田脩生さん、長崎県立大学の坊上愛実さんが堂々と発表した。
最後に、文化交流プログラムとして、中国演劇の最高学府として名高い上海戯劇学院の「ブロードウェイミュージカルメドレー」と、日本を代表する歌劇団のひとつであるハウステンボス歌劇団〔佐世保市〕の「マダム?バタフライ」の公演が行われ、会場を大いに盛り上げた。