11月27日(日)、上海世貿商城(上海マート)1階の大ホールにおいて、「2016ぐるなび上海戦略共有サミット」が開催され、長崎鮮魚や清酒、焼酎などの本県産品が大きくPRされた。
この博覧会は、上海市餐飲料理行業協会とぐるなび上海が共催し、在上海日本国総領事館やJETRO上海などが協力する上海の飲食業者向けの日本食品関係専門の博覧会である。出展業者はアサヒビールやキリンビール、丸大食品、チョーヤ梅酒など、上海に進出している日系企業など約60社。
本県関連では、長崎鮮魚を取り扱う上海大菱食品有限公司が6ブースの規模で出展し、本県産鮮魚の展示販売を実施。会場ステージの正面に位置した一際大きい同社ブースは特に注目を集めていた。また、他のブースでは壱岐焼酎や、あい娘酒造〔雲仙市〕の清酒なども展示販売されていた。
今回の博覧会に接して、長崎県産の鮮魚や酒類などが上海の多くの飲食店に卸されていることを改めて実感した。今後も関係機関等と連携を取りながら、多くの本県産品が中国に流通するよう積極的に対応していきたい。