11月14日(月)~18日(金)、長崎県企業等で構成される長崎県貿易協会中国経済交流促進団が中国(上海?アモイ)を訪れた。
この訪問団は1976年から毎年派遣されているもので、今年で42回目となる。主な目的は中国の経済情勢などの移り変わりを現地中国で体験するとともに、訪中者の所属する企業?団体を中心に、中国との経済交流を図っていくことにある。
今年は長崎県?上海市友好交流関係樹立20周年ということもあり、その記念訪中団(団長:中村法道長崎県知事)の訪中に合わせて行われた。
メンバーは(株)長崎県貿易公社〔長崎市〕の清田俊二専務を団長とし、佐世保市の川田洋副市長や株式会社あたご(あたご自動車学校)〔長崎市〕の森下芳夫取締役統括部長など、官民あわせて計17名。
今年の主な活動内容としては、長崎県貿易公社主催で上海市(花園飯店内)とアモイ市(アモイ市商務局ビル)において県産品の商談会を実施するとともに、長崎県貿易公社の取引先となる中国商社及び商社卸先の業者との交流が行われた。また、上海において、弊所の久保副所長より「中国経済の成長状況~チャイナ+1からの中国回帰~」と題して講義が行われた。
商談会等での中国企業との活発な交流ももちろんであるが、各企業?団体からの参加者同士の親交にもつながり、有意義な訪中となった。
来年以降も長崎と中国、長崎企業と中国企業の経済交流発展のために、当事務所としても精一杯サポートしていきたい。