11月16日(水)~20日(日)、長崎県教育交流訪問団が吉林省および遼寧省をそれぞれ訪問し、地方政府間交流の一環として、長崎県留学説明会を初めて開催した。
この説明会は、日本への留学を希望する中国人学生の本県への受入拡大を図るとともに、人的な交流の活発化を通じて、両地域の友好交流促進や経済関係の強化に結び付けることを目的とする事業でもある。
本県から参加したメンバーは、長崎留学生支援センターのセンター長である長崎大学の夛田彰秀副学長をはじめ、長崎外国語大学の石川昭仁学長、長崎総合科学大学の平子兼副学長、長崎短期大学、長崎国際大学、長崎大学、長崎ウエスレヤン大学等の留学生担当職員のほか、県文化観光国際部の岩田正嗣次長、国際課の佐古竜二企画監等に、弊所の宮崎所長とスタッフの任俊を加えた計15名。
今回、吉林省においては長春市内の4つの高校(吉林省立長春外国語学校、吉林省実験中学、長春市実験中学、長春市第一中学)に出向いて個別に説明し、遼寧省においてはWTO人材教育センターの会場で高校生や保護者等を集めて一括説明を行った。また、現地の教育関係者との意見交換会や交流会も実施した。
現在、本県においては約1,400人(平成27年5月現在)の留学生が滞在しており、そのうちの約半数は中国人である。今後も関係機関や各大学等と連携しながら、中国人留学生の誘致に力を入れていきたい。