1月20日(金)~22日(日)、蘇州旅行商品の開発などを目的に、長崎県の観光?交通部門、KTNテレビ長崎、県内のランド社などから作る官民一体の長崎県視察団が蘇州市を訪問し、当事務所からスタッフの任俊が同行した。
蘇州市は中国江蘇省の東南部に位置し、上海市に隣接している。古くから絹織物で発展した中国政府指定の「国家歴史文化名城」でもあり、世界遺産に登録された蘇州古典園林(庭園)や寒山寺など豊富な観光資源を有する。
20日、視察団一行は中国東方航空長崎便で上海に入った後に蘇州市へ移動。蘇州市内のホテルにて蘇州市旅游局陸鋒副局長のインタビューを収録。陸副局長は蘇州市の歴史、観光地、グルメなど様々な分野を紹介したうえで、蘇州観光の魅力をPRした。翌21日、視察団は留園、寒山寺、平江路など蘇州有数の景勝地を取材した。
現在の蘇州は、歴史的な中国式の建築物と水路が当時の面影そのままに残るとともに、近代的な都市景観とお洒落なカフェなどが融合しており、魅力あふれる景観を生み出している。
今回の訪問により、多くの県民が蘇州?中国の魅力についてより深く理解を深めるとともに、中国からの観光客誘致と併せて、本県と中国の双方向の交流拡大を図っていきたい。