1月14(土)、上海世博大堂にて上海市政治協商会議の開幕式が、1月18日(水)には閉幕式が行われ、その両方に当事務所から宮崎所長が出席した。
上海市政治協商会議は、上海市レベルの重要な政治的決定を行う諮問機関であり、メンバーは、中国共産党、民主諸党派、各界の代表、台湾同胞、香港?澳門同胞、帰国華僑の代表など、様々な分野の代表者により構成されている。
この会議には、政治協商会議のメンバーのほか、在上海の各国総領事館、外資系企業、海外地方自治体の駐在員事務所など、外国人も一部参加しており、日本の自治体からは上海市と友好関係にある横浜市、大阪府、大阪市、長崎県の4自治体のみが特別に招待された。
開幕式、閉幕式いずれにおいても、前方ステージの最前列に吴志明主席や周漢民副主席など政治協商会議幹部職員10人ほどが横一列に着席し発表。その後ろに、韓正書記、楊雄市長(当時)、殷一璀主任などの幹部職員が着席するなど、その顔ぶれの豪華さから同会議の重要性が窺い知れた。
説明によると、上海市においては今後も自由貿易試験区の開発促進や、一帯一路による物流構築、環境関連産業の強化などにより、経済成長を持続させていくとのことである。