3月4日(土)及び8日(水)、11日(土)、上海で相次いで長崎県ファンミーティングが開催された。このイベントは、本県の観光や魅力を長崎県ファンに対して県が直接PRするとともに、中国人長崎旅行経験者等の視点からも本県の魅力について直接語ってもらうものである。
4日、折畳珈琲で開催されたこのイベントには、親子限定の一般来場者を対象として約40名が来場。人気ブロガーや、本県へ送客実績のある旅行社の担当者などが、中国のFIT(個人旅行)市場に向けた長崎県の魅力をアピールするとともに、親子旅行のおすすめスポットを紹介した。本県からは、国際課の川端博子課長補佐等も参加し、弊所からは宮崎所長が出席した。
8日、貝軒公館では、中国富裕層を対象として、「絵画展」、「お茶文化や長崎茶の紹介、茶道の実演」、「和服体験」、「長崎風景画のコンテスト」、「旅行体験シェア」など盛りだくさんのイベントが行われ、来場者の関心を引いた。本県からは、県観光振興課の井川博行企画監、内藤政則課長補佐、県観光連盟の松尾知子課長、弊所スタッフの任俊が参加した。
11日、8舎珈琲では、長崎訪問に意欲がある層を対象として、日本旅行を専門に扱うメディア「行楽」とタイアップして、約200名の日本旅行愛好者と交流。弊所からはスタッフの張例が対応した。来場者からは、動画サイト「bilibili(ビリビリ)」の動画達人による長崎無人島に関するトーク、本県旅行の感想、交通情報、具体的な行程などを含めた映像や写真を交えて丁寧に説明が行われ、本県の魅力をアピールした。
今後も従来の団体旅行客の誘致に加え、SNS(ソーシャルネットワーク)など、中国人に親しまれる手法を通じて、本県の魅力を積極的に発信していきたい。