9月18日(月)から21日(木)にかけ、福建省厦門市にて「第20回厦門市国際投資貿易商談会」が開催された。今年、本県と福建省は友好関係都市締結35周年の節目を迎え、その記念行事の一環として、県国際課、物産ブランド推進課、水産加工流通課、商務金融課、県観光連盟、佐世保市、雲仙市、平戸市の観光部署、(株)長崎県貿易公社、出展企業及び当事務所などからなる40名程度の訪問団が参加した。
外資誘致と海外進出をテーマに開催されている当商談会、今年はアモイ市で開催されるBRICS首脳会議終了の直後に行うため、例年より更なる世界からの注目を集め、107か国(地区)の参加、25万人以上の来場など、過去最高の記録を更新した。
友好県省である福建省の協力を得て、本県は当商談会には毎年、参加しているが、今回は友好35周年の記念の年ということで、これまでで最大規模の10ブースを構え、物産、水産、観光、産業などについて、それぞれPR活動を行い、主流メディアにも数多く取り上げられるとともに、本県の知名度向上につながった。
物産ブースにおいては、波佐見焼陶磁器の展示販売、長崎の食品や清酒、リキュールなどの試飲・試食の活動。観光ブースにおいて、担当者によるパンフレットの配布や観光商品の宣伝。産業ブースにおいて、本県企業(協和機電工業[株]〔長崎市〕、宮本電機[株]〔佐世保市〕、[有]西村真珠養殖場〔長崎市〕)は現地企業とのマッチング商談など、各ブースには大勢の来場者が関心を寄せた。特に、鮮魚を展示・PRしている水産ブースにおいて、本県産マグロ解体ショーを行った際には、会場の盛り上がりが最高潮に達し、大変賑やかな長崎ブースとなった。
今後もこのような機会を通して、本県と福建省の友好関係を活用しながら、幅広い交流が推進されるよう、弊所としても引き続き注力していきたい。