講演は、まず、上海事務所より所長の黒川が現在の中国の厳しい法制度の運用ルールや、先進的なキャッシュレスなどのインフラ社会について説明。日本では実際に触れられない中国の今を伝えた。
2番目に中国ビジネスネットワークの会長である服部産業株式会社の服部社長が実体験に基づく経験談を紹介。特に税制関係の話については、中国に進出している企業関係者が一生懸命にメモをとる姿も見られた。
3番目に深圳拠点の他、ベトナム、マレーシアにも拠点を広げる協和機電工業株式会社の小林海外事業本部長が登壇。中国拠点の過去現在、そして今後の他の海外拠点を含めた自社戦略について説明を行った。
最後に、大手弁護士事務所に所属し、最近まで上海で実務に従事していた長崎出身の本間弁護士が、昨今の中国法制度事情について説明を行い、たくさんの質問を受けていた。
今後とも事務所として長崎側でこういう機会を作り、中国へ関心を持つ企業団体を増やしていきたい。