長崎県貿易協会上海代表処
四川省都江堰市視察

四川震災後の建物被害の様子 四川震災後の建物被害の様子

???去る11月10日(月)から12日(水)にかけ、上海市商務委員会が主催した「上海市?都江堰経済貿易視察団」に参加した。
???四川大地震で大きな被害を受けた四川省都江堰市は、省都成都市より西北部約48kmに位置し、「青城城」、「都江堰水利施設」の2つの世界遺産を有する中国国内でも有名な観光都市である。上海市政府の相互支援対象都市となっており、復興支援に全面的に協力している。既に数十名の上海市職員が派遣され、復旧作業に追われている。
???都江堰市王慶副市長の説明によると、同市の被害状況は死者3,091名、行方不明191名、負傷者10,560名、都市部の80%、山間部の95%は何らかの被害を受けており、被害総額も536億元にのぼり、その被害のすごさを窺うことが出来る。
???市内に立つアパート等コンクリートのビルにも、地震の爪痕が色濃く残り、2階以上はそのほとんどが住居、または事務所としての機能を果たしていないようであった。被災した約20万人の市民は市内の197カ所にある仮設住宅での厳しい生活を余儀なくされており、一人1日当たり10元(約150円)の政府補助で厳しい冬を乗り越えようとしていた。
???副市長の話では、今後5年間で全面復興を目指すという。厳しい被害状況を目の当たりにし、その復興の厳しさを実感させられるとともに、一日も早い復興を心から祈るばかりであった。

お問い合わせ

お問い合わせ

情報を正しく入力してください

E-mail (必須)
電話番号(必須)
名   前(必須)
お問い合わせ内容(必須) 字以内で入力できます
を入力してください を正しく入力してください 您输入的字数大于 以内で入力できます 已经超过 ご意見ありがとうございます! ご意見ありがとうございます!