8月31日(金)~9月1日(土)の間、長崎県は山東省済南市で行われた「九州地域環境?リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)」の環境ビジネスミッションに参加した。
K-RIPは九州地域の環境産業分野の育成?振興を目指す産学官のネットワーク組織であり、2010年に山東省政府とMOU(環境産業交流に関する覚書)を締結しており、本ミッションはこのMOUに基づき実施されたものである。
本ミッションでは、本県企業である三菱長崎機工㈱が山東省環境保護科学研究設計院と、同社が製造する下水汚泥減量化システム「メタサウルス」について、業務提携にかかる包括契約を締結した。これにより、同設計院が受注する下水汚泥事業において、同システムが今後導入される予定である。県としても、本県企業の環境製品?技術の海外展開を図っており、同社の取り組みを積極的に後押ししていく考えである。
また、「第5回緑色産業国際博覧会」への出展も本ミッションの一環として行われ、本県からは、同じく三菱長崎機工㈱が出展した。
「K-RIP環境ビジネスミッション」に参加